2012年2月22日水曜日

果てしなき作業

引越の準備を始めると、なぜか、今まで考えもしなかったこと・完全に放置していたことをやりたくなってしまうものだ。

院試が終わってからは、自宅にあった取説の類と研究室の論文などを延々とスキャンする作業が始まり、異常なまでの時間を費やしてしまった。

もちろん引越自体の準備は進んでいない。


そして今はまっているのがこれ。


私は百枚くらいCDを持っていて、過半数はクラシックなのだけど、ほとんどを全く聞かないまま棚の中で埃をかぶらせていた。その存在を意識するのは引越のときくらいであり、それでいて積み込み作業で一番面倒な奴らである。

ジャケットデザインが気に入らないものを中心にいくらか減らそうと思い、中の音だけは欲しいので、片っ端からiTunesに取り込み始めた。ついでに調子に乗って、それ以外の(今まで聞いてなかったけど手放したくない)CDも取り込み始めたので大変なことになってしまった。

クラシック音楽のCDというのは、同じ音源を元に何枚ものCDが出るし、すぐに廃盤になる。だからネットを検索しただけではジャケットが手に入らないことが多い。研究室に行けばスキャナーはあるけど、それだけのために研究室へ持って行くのも馬鹿馬鹿しいのでデジカメで撮影→フォトショップで調整→取り込みという手間を掛けて一枚一枚登録することにした(結局研究室に持って行った方が早かったんじゃ?とは言わないでくれ)。

登録した奴、ちょっと出てこい
曲のタグ付けも面倒だ。まず、クラシックの場合は「アーティスト」の欄に作曲者(e.g. チャイコフスキー)を入れるべきか指揮者や演奏者(e.g. 小澤征爾・ボストン交響楽団)を入れるべきかで迷う。私は後者を選んで、作曲者名はタイトルに入れるようにした(作曲者には専用のタグもあるし)。しかしネット上のデータベースから自動的に取り込まれる音楽情報には何のルールもないので大変だ。

結局、全てのCDについて、事実上ジャケットから音楽情報まで全て手入力しているような気がする。

 もちろん引越自体の準備は進んでいない。

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