2012年3月27日火曜日

Tweetの反応が遅いですか?ご発言のRTを高速化

最近よく見かけるこいつ→
に対する文句である。

普段はブラウザとしてAdblock搭載Firefoxを使っているので、この手の広告とはほぼ無縁である。しかし、いつもRSSを読むのに使っているReeder(for Mac)には広告カット機能がないので避けられない(Reederには切実にAdblockの類を実装して欲しい)。

ちなみにこの広告は英語のサイトを見ていてもわざわざ日本語で「Macの動作が遅いですか?」と聞いてきた。まったくいやらしいことだ、と言おうと思って、今、実際の例をスクリーンショットに撮ろうとしたら、いつの間にかちゃんと英語で"Slow Mac?"と聞く仕様になっていた。
よろしい…って違う、そういう問題じゃ無い!

まあでも、そこまで本気で問題視していたわけでもないし、「動作が遅いですかと聞いてる張本人が原因だなんて、格好のネタだな」という程度の感覚でツイートしたに過ぎない。

私がつぶやいた直後に1度リツイートされただけで、このつぶやきは忘れ去られるかに見えた。

しかし、二日後、何とセキュリティの大家である高木浩光氏が私のつぶやきをリツイートしたことで事態は一変。いきなりFav(お気に入り)とRT(リツイート)の嵐である(私はFavやRTがある度に夜フクロウでデスクトップ通知するように設定しているので、反応が相次ぐとすぐに分かる)。

なお同氏によれば、この広告は実際にマシンへ意図的に負荷をかけている節があるらしい。まったくいやらしいことだ。

それにしても2日間完全に放置された発言が、全く違うゾーンにいる方々の目に触れた途端にここまで爆発的に広まる(60Fav以上、170RT以上らしい…)だなんて、Twitterはつくづく面白い世界だねえ。

2012年3月24日土曜日

マスター!

ついに私も修士号というものを手に入れてしまいました。

5年以上前に完全に諦めていたつもりのものを、(2つの意味で)違う場所ではありますが取得したというのは、なかなか感慨深いものがあります。

それにしても「修士(〜)の学位を取得」という響きはいいですね。
何だかコレクションの一部みたいです。

「修士(物理学)」や「修士(経済学)」に比べると「修士(言語学)」はマイナーな感じですね。
ナイトや黒魔導師と比べたときの風水師みたいに。

マイナーなものも含めて全部そろえたら最強ですね。
なんたって、マスターだし。
全部マスターしたら「すっぴんマスター」って奴ですね。

…オールマスターしてたら何のジョブにもつけないという意味で。

2012年3月23日金曜日

天文学史トークの試み

Twitterでも何度か告知しておりましたとおり、天文学史について話すイベントをさせていただきました。

【天文イベント】 インドとイスラムから見た天文学の歴史(3/21開催) | 学術コミュニケーション支援機構

単なる「天文学」のトークイベントはそれなりの頻度で開催されるようになっていますが、その天文学の歴史、それも近代以前に焦点を当てたものというのはほとんど無いだろうと思います。前例がないというのは、やはりそれだけ難しいですね。

同種のトークは、今のところ3,4回やってますが(もっとやりたいので私を招いて下さる方大歓迎です)、たいてい「どういうところに興味を持って下さるのかな」という調査で終わってしまいがちです。
過去には「難しい」「必要な前提知識が多すぎる」という感想をいただいているので、今回は「そもそも天文学の歴史ってよく分からない」という方を想定しました。
まず、歴史を体系的に解説するのは放棄(確実に時間がなくなるため)。その代わり
  1. 「天文学史を研究するのって、こういうことなんですよ」と雰囲気をつかんでいただく
  2. 歴史の中でインドとイスラム文化圏がどういう役割を果たしたのか、いくつかのエピソードで紹介
という2点を意識して準備しました。

私が喋りっぱなしなのは最初の30分だけで、1時間半はお客さんとの対話形式の予定だったので、流れはお客さんからの質問に委ねようと思ってました。もう少し経験を積んでれば、客層をざっと見ただけで質問の内容を予想できて、自分である程度コントロールできるのでしょうけど…

結果としては、占星術や宇宙観と天文学の関係についての質問が多く、科学としての天文学がインドとイスラムでどう発展したかを体系的に知りたかった方には不満の残る内容だったようです。

今後はもう少し、宣伝の段階で「こういう範囲でこういう方向性のトークをします」と絞ったほうがいいでしょうかねえ。あと、自己紹介が無駄に長い気もするので切り詰めて、研究分野を短くかつ体系的に説明できるよう工夫する、と。

ごちゃごちゃ反省点などを書き連ねましたが、個人的に、一番の反省点はワインサロンで星のソムリエがトークするという美味しい状況なのにまったく盛り上がりにつながらなかったことです…

「実際のところ何を話したんだ」という声もあろうかと思いますが、登場したエピソードなどは今後断片的にここで取り上げるつもりです。

2012年3月17日土曜日

音声認識88番勝負!

私の所にも新しいiPadがきました。

Retinaディスプレイにも感激ですが、実は結構気になっていたのが、音声認識によるテキスト入力。
iPadにはSiriがありませんが、同等の認識力を持った音声入力システムがあるということで、早速試してみました。

やることは簡単。 88星座を五十音順で全部読み上げるだけ。
早速ご覧ください。

アンドロメダが、いっかくじゅう座、射手座、いるから、インディアン座、魚座、ウサギ、うしかい座、うみへび座、エリダヌス座、おうし座、おおいぬ座、狼だ、大熊座、乙女座、おひつじ座、オリオン座、がか座、カシオペア座、かじき座.蟹座、かみのけ座、カメレオン座、からす座、かんむり座、きょしちょう座、ぎょしゃ座、きりん座、くじゃく座、くじら座、ケフェウス座、ケンタウルスは、けんびきょう座、こいぬ座、こぐま座、こぎつね座、こぐま座、こじし座、コップ座、琴座、コンパス座、災難だ、蠍座、三角座、獅子座、定規座、滝沢、ちょうこくぐ坐、ちょうこくしつ坐、つる座、ケーブル三田、天秤座、とかですが、時計皿、トビウオぞ、ともさ、はねえぞ、はくちょう座、はちぶんぎ座、はと座、風調査、双子座、ペガスス座、 elisa 、へびつかい座、ヘルクレス座、ペルセウス座、保坂展望遠鏡さん、講座、ポンプ座、水瓶座、水へび座、みなみじゅうじ座、南のござ、南のかんむり座、南の三角座、いやさ、山羊座、山猫さん、らしんばん座、流産、竜骨座、妙見山、レチクル座、どうぞ、六分儀さん、わし座。

やり直しなしで一気に読んでこの結果です。明らかに自分の読み方が悪いなぁというところがありましたし、これだけできれば上出来だと思います。

2012年3月13日火曜日

金星と木星のハイタッチ

今年に入り、夕方の空で「宵の明星」金星が存在感を増している。
 一方、昨年秋に観望シーズンを迎えて一晩中見えていた「夜半の明星」木星は夕方の空に移り、日々沈む時刻が早くなっている。
その両者が今日、ついにすれ違った!

以下は私のツイートと写真。全て iPhone4 での撮影である。


基本的にiPhoneは天体写真に向かないと思うが、それでも「見られる」写真にはなったと思う。それだけ金星と木星の輝きがすばらしいということだろう。

画像が自動展開していないのは Camera+ というアプリを使って撮影した写真だ。Camera+ は非常に有効性が高いフィルターをいくつも備えた撮影&画像処理アプリで、今日は何回も撮影に使ったのだが、いかんせんフィルターが納得のいく効果を生み出してくれず、ほとんどをボツにせざるを得なかった。まだ私には使いこなせてないような気がする。

残りはデフォルトのカメラアプリだ。HDR(ハイダイナミックレンジ)機能を使ったので、地上風景も夕焼けもそれなりに見えている、はず。iPhone 4では手ぶれを自動的に軽減する機能が一切無いのが厳しいところ。

金星と木星、両者の最接近は明日14日なので、引き続き注目しよう!

ツイート埋め込み機能の罠

本ブログで自分のツイートを引用しようとして、トラブルにはまってしまった。

Twitterには、任意のツイートをブログなどに埋め込むための出力方法が用意されている。

Web版Twitterから、ツイートをサイトやブログに貼り付ける方法。 | 和洋風◎

この機能、本来ならば
と出力されるはずなのだが、私が試すとなぜか
のように文字しか表示されなかった。

散々試行錯誤して調べた結果、以下のページを読んで問題が解決した。

Cannot embed tweet in a normal blog post - Blogger Help

ツイートから最初にコピーされるタグは、こんな感じだ。

<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>割と綺麗に並んでいる。よーく見ると、右の金星がわずかに木星を逆転してるかも。 <a href="http://t.co/s7LNIZIp" title="http://twitter.com/kippis_sg/status/179499587059462144/photo/1">twitter.com/kippis_sg/stat…</a></p>&mdash; 廣瀬 匠(Sho Hirose)さん (@kippis_sg) <a href="https://twitter.com/kippis_sg/status/179499587059462144" data-datetime="2012-03-13T09:30:11+00:00">3月 13, 2012</a></blockquote>
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>

これを、Bloggerの編集画面でHTMLとして貼り付ける。ところが、この後すぐに公開せずに他の画面(プレビューなど)に遷移すると、

<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>割と綺麗に並んでいる。よーく見ると、右の金星がわずかに木星を逆転してるかも。 <a href="http://t.co/s7LNIZIp" title="http://twitter.com/kippis_sg/status/179499587059462144/photo/1">twitter.com/kippis_sg/stat…</a></p>&mdash; 廣瀬 匠(Sho Hirose)さん (@kippis_sg) <a href="https://twitter.com/kippis_sg/status/179499587059462144" data-datetime="2012-03-13T09:30:11+00:00">3月 13, 2012</a></blockquote>
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>

この<p>タグが勝手に外されてしまうらしい!
このおかげでスクリプトがうまく働かず、表示がおかしくなっていたらしい。

この問題のために2時間も無駄にしてしまった。悔しいので記事にした。

2012年3月11日日曜日

iOSの星図アプリで土星の環を再現

先日、iPad の星図アプリをいくつか紹介したばかりだが、その後これらを使って調べ物をしていたときに気づいたことがある。
それは土星の環(リング)の描写だ。以下では iPad での再現画面を掲載するが、各アプリには iPad 版と iPhone 版があり、いずれも同じ挙動であった。

土星の環は、約30年周期で傾きが変化する。2009年には地球に対してほぼ真横を向いていたが、現在は幾分傾いている。このことを念頭に置いて比較画像をご覧いただきたい。

参考:土星の環の見え方(ぐんま天文台)

Starmap:2012年3月12日の土星
まずは Starmap。機能の豊富さに定評のあるアプリだが、環の傾きが再現されていない。ずっと真横を向いている。
せっかく衛星の位置を完璧にシミュレーションしてくれているのに、これはもったいない。
Star Walk:2009年9月4日の土星
続いて Star Walk を試す。さすが、土星の描写は美しい。…が、この星図は2009年9月4日、地球から見て土星が真横を向いた日の再現であり、環は消えるように細くなければいけない。
結局、Star Walk も1つの土星画像を星図に貼り付けているだけらしい。
Pocket Universe:土星的な何か
次に Pocket Universe。…これは最初に土星へズームインした時点で結果が読めたが、一応律儀に2009年9月4日に設定してあげた。
いやあ、このテクスチャで傾きだけは再現していたら驚くよ。…もうちょっと頑張れ。

iステラ:2012年3月11日の土星
最後はiステラ。
2012年3月11日の土星はこのとおり。環が北側の面を見せていることに注目。これが正しい姿である。Star Walk と Pocket Universe は逆になっていた。
iステラ:2009年9月4日の土星
2009年9月4日、環はちゃんと消えている!
ちなみに土星に限らず、全ての惑星は自転速度や地球から見た傾きを考慮した表示がなされている。
そんなわけで、土星の環の見え方を再現してくれるアプリは、私の持っている範囲で iステラのみ。
衛星の位置も確認したいことがあるので、観望会では今までどおり Starmap との併用になりそうだ。しかしその Starmap が環を再現していないことに気づいたのは少しショック。

※なお、私自身 iステラとはそれなりに縁がある立場なのだけど、本記事は気づいたことをありのままに書いただけで、他意は無い。あくまで一つの検証記事として参考にしていただければと思う。